ハプニング続出!? 屋久島の旅 ~その4 [100名山制覇してみる?]
旧高塚避難小屋までおりて、夕食準備。
の前に、寒いので、濡れたアレコレを着替えたり干したり。
そしてダウンの上下を着込んで、マットを敷いて、ホッと一息。
暖をとるのも兼ねて、いっぱいお湯を沸かして...
とりあえず、三岳のお湯割りで乾杯
おつまみは、柿の種、サラミ、焦がし醤油アーモンド...
この後フリーズドライのポテサラ作ったんですが、コレが結構いけました!
熱湯100ccで混ぜるだけですよ
あと、お惣菜パックを湯煎であっためて...
これ、普通に美味しかった!
この後フリーズドライの牛飯を。
お湯を入れる前に乾燥ネギをプラスしてみました。
良いアクセントになってました。
具をプラスするのは良いかも?
これ1つでお茶碗二杯分あるので、二人で1個で十分足りました。^^
と、なかなか充実の夕飯を食べ...
食べ終わると何もする事もなくなり、電池ももったいないし、寒いので、とっととシュラフに入って就寝
しばらくすると...
ガサガサ... ガサガサ...
と、袋をあさる音が。
「何か探し物かな?」 とか思ってたんですが、隣からはイビキが...
しかも、ペチャペチャペチャって、なんかを食べてる(舐めてる?)音まで。
ん??? ダレ???
今度はなんだか軽快な音がして来ました。
ハタハタハタ... タカタカタカ...
音は頭のまわりをくるくるまわって耳元へ。
チューチュー
飛び起きて、ヘッドライトで床をくまなくチェック。
誰もいない...
と思ったら、どんくさいのが一匹いました!
私がライトを当てるのと同時に、上り框から顔をぴょこっと出しましたよ。
「やっぱり!!! ネズミーーーーーッ」
私の声にビックリして隣も飛び起きました。^^;
二人して起きて、荷物のチェック。
幸い食べ物はしっかりパックしてある物ばっかりだったので無事でした。
こんな寒い時期にまさか出ないだろうと、油断して放置してたゴミ袋を、密閉式の袋にしっかり詰め、イタズラされたら困るような物は全部ザックの中へ。
まぁ、これで大丈夫だろうと再びシュラフの中へ。
二度目のおやすみなさいから小一時間経過し、今度は隣が飛び起きました。
「どんな大運動会や!!!」
ヒメネズミさん、カラダも小さいし、足も細くて小さいから、足音も軽やかで可愛いのですが...
流石に無人の山小屋では足音も響きまして。
しかも、さっきより確実に仲間が増えてる(≧▽≦)
仕方ないので、あきらめて足音を子守唄に寝る事に。
ネズミがいっぴき、ネズミがにひき、ネズミがさんびき...
【12月10日】
朝4:30起床。
気付けばネズミさんも静かになってました。
コーヒー沸かして目を覚まし、朝ごはんの支度。
棒ラーメンに、ドライパックのコーンと鶏ささみ、乾燥野菜、乾燥ネギをプラスして。
寒い朝に温かいラーメン、美味しかったです。
部屋を片付けて出発の準備をしていた5時過ぎ、いきなり訪問者が!
男性おひとりでした。
昨日、島に着いたそうです。
飛行機が三時間遅れ、その足でタクシーに乗り、淀川登山口へとお願いするも、そちらは通行止め。
仕方なく白谷雲水峡からスタートして、12時間歩いてココまで来たとか。
夜通し歩いたのですね。^^;
行けるところまで行ってみますって、休憩もとらず、山頂へ向けて再び歩いて行かれました。
スゴイ人が居るもんだ。
そして私たちも出発
まだ真っ暗です。
気温は結構暖かいです。
そのせいか、月が出てるのに、雨。
多分、雨ではなくて、木に積もった雪が溶けて降って来てたのだと思います。
とりあえず、雨具着て、アイゼン付けて下りました。
縄文杉あたりでShinちゃんはアイゼンをはずしてましたが、雪に不慣れな私はまだ怖くてはずせず。
梯子のようにスカスカな階段が多いので、雪が積もってる状態の下りはドキドキで、ペースも上がらず...
6:30頃、森の向こうが朝日で赤く染まりました。
ウィルソン株までおりて来ました。
ここで私もやっとアイゼンをはずし、足元軽々。
ちょっとペースUP出来ました
大株歩道までおりて来て、ティータイム。
ここで今朝一番に上がって来た方と遭遇。
ここからはまたトロッコ道です。
この後何組かすれ違いましたが、日曜なのでさすがに少なかったです。
そして、ツアーで来られる方とか、かなり装備が不安な感じで...
普通の秋山ハイキングみたいな恰好の方も結構いらっしゃいました。
「縄文杉は積雪15cmですよ」 と言うと、「えーーー」 と驚きながら上がって行かれました。
皆さん無事見られたかな。^^;
来るときは真っ暗だったので全然見えなかったんですが...
橋が、結構怖かったです。
ネパールの吊橋の方が安心して渡れる感じです。^^;
高さも結構ですよ。
トロッコ道は、基本こんな感じで杉と苔に包まれてる感じです。
朝の空気が気持ち良いです。
小杉谷小・中学校跡まで来ました。
来る時にぼんやりこの門柱が見えたんですが、なんだかさっぱり解ってませんでした。
運動会の写真とかがありましたが、結構な生徒数だったみたい。
ちなみに、このトロッコも安房の港まで行ってて、村人の足になってたそうです。
トロッコ乗ってお買物とか行ってたみたい。
みんな楽しそうにしてる写真がありました。
ちなみに、この学校が閉鎖になったのは私の生まれた年です。
この頃から屋久島では木を伐採する事をやめました。
私がオギャーと生まれてこんなオバチャンになるまでの間に、屋久島も随分変わって来たのですね。
なんだか感慨深いです。
そして、森を守ってくれてありがとー
橋、結構多いです。
怖いけど、橋の上からの景色が結構良いです。
河原の石も、なんだかデッカイのです。
横の斜面の苔がキレイだったので見ていたら...
ヤクシカです!
しかも、立派な角の牡鹿です!
シシガミ様みたい?
ちょっとラッキーでした
この後、このルートで一番怖かった橋へ。
akko、腰が引けてます全然役に立たなそうな柵でも、あると無いでは大違いで...
柵が無いって、なんだか怖いね。
こうやって見ると、板の幅も十分あるから大丈夫なんだけど、実際歩くとかなりドキドキでした。
だけど、下を覗くと水の色がキレイで、これはこれで感動しました。
複雑だー
滝が見えました!
昨日も音だけは聞こえてたんですが...
遠くて解りにくいけど、かなり大きな滝みたいです。
そして、トンネルをくぐり...
最後の橋を渡れば...
トロッコの車庫前に出ます。
荒川登山口、到着です!
上の雪がウソみたい... ^^;
--- 今回のコース ---
【屋久島 荒川口~宮之浦岳(第一展望台まで)】
→ ヤマレコの記録はこちら
荒川登山口 (5:29) 出発 → 小杉谷橋 → 楠川分れ → 大株歩道入口 → ウィルソン株 → 縄文杉 → 高塚小屋 → 新高塚小屋 → 第一展望台 → 新高塚小屋 → 高塚小屋(16:22)着・泊
所用時間 : 約10時間53分 (休憩 2時間15分 含む)
高塚小屋 (5:30) 出発 → 縄文杉 → ウィルソン株 → 大株歩道入口 → 楠川分れ → 小杉谷橋 → 荒川登山口 (10:53) 到着
所用時間 : 約5時間23分 (休憩 59分 含む)
----- その5 へつづく -----
の前に、寒いので、濡れたアレコレを着替えたり干したり。
そしてダウンの上下を着込んで、マットを敷いて、ホッと一息。
暖をとるのも兼ねて、いっぱいお湯を沸かして...
とりあえず、三岳のお湯割りで乾杯
おつまみは、柿の種、サラミ、焦がし醤油アーモンド...
この後フリーズドライのポテサラ作ったんですが、コレが結構いけました!
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あと、お惣菜パックを湯煎であっためて...
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この後フリーズドライの牛飯を。
|
良いアクセントになってました。
具をプラスするのは良いかも?
これ1つでお茶碗二杯分あるので、二人で1個で十分足りました。^^
と、なかなか充実の夕飯を食べ...
食べ終わると何もする事もなくなり、電池ももったいないし、寒いので、とっととシュラフに入って就寝
しばらくすると...
ガサガサ... ガサガサ...
と、袋をあさる音が。
「何か探し物かな?」 とか思ってたんですが、隣からはイビキが...
しかも、ペチャペチャペチャって、なんかを食べてる(舐めてる?)音まで。
ん??? ダレ???
今度はなんだか軽快な音がして来ました。
ハタハタハタ... タカタカタカ...
音は頭のまわりをくるくるまわって耳元へ。
チューチュー
飛び起きて、ヘッドライトで床をくまなくチェック。
誰もいない...
と思ったら、どんくさいのが一匹いました!
私がライトを当てるのと同時に、上り框から顔をぴょこっと出しましたよ。
「やっぱり!!! ネズミーーーーーッ」
私の声にビックリして隣も飛び起きました。^^;
二人して起きて、荷物のチェック。
幸い食べ物はしっかりパックしてある物ばっかりだったので無事でした。
こんな寒い時期にまさか出ないだろうと、油断して放置してたゴミ袋を、密閉式の袋にしっかり詰め、イタズラされたら困るような物は全部ザックの中へ。
まぁ、これで大丈夫だろうと再びシュラフの中へ。
二度目のおやすみなさいから小一時間経過し、今度は隣が飛び起きました。
「どんな大運動会や!!!」
ヒメネズミさん、カラダも小さいし、足も細くて小さいから、足音も軽やかで可愛いのですが...
流石に無人の山小屋では足音も響きまして。
しかも、さっきより確実に仲間が増えてる(≧▽≦)
仕方ないので、あきらめて足音を子守唄に寝る事に。
ネズミがいっぴき、ネズミがにひき、ネズミがさんびき...
【12月10日】
朝4:30起床。
気付けばネズミさんも静かになってました。
コーヒー沸かして目を覚まし、朝ごはんの支度。
棒ラーメンに、ドライパックのコーンと鶏ささみ、乾燥野菜、乾燥ネギをプラスして。
寒い朝に温かいラーメン、美味しかったです。
部屋を片付けて出発の準備をしていた5時過ぎ、いきなり訪問者が!
男性おひとりでした。
昨日、島に着いたそうです。
飛行機が三時間遅れ、その足でタクシーに乗り、淀川登山口へとお願いするも、そちらは通行止め。
仕方なく白谷雲水峡からスタートして、12時間歩いてココまで来たとか。
夜通し歩いたのですね。^^;
行けるところまで行ってみますって、休憩もとらず、山頂へ向けて再び歩いて行かれました。
スゴイ人が居るもんだ。
そして私たちも出発
まだ真っ暗です。
気温は結構暖かいです。
そのせいか、月が出てるのに、雨。
多分、雨ではなくて、木に積もった雪が溶けて降って来てたのだと思います。
とりあえず、雨具着て、アイゼン付けて下りました。
縄文杉あたりでShinちゃんはアイゼンをはずしてましたが、雪に不慣れな私はまだ怖くてはずせず。
梯子のようにスカスカな階段が多いので、雪が積もってる状態の下りはドキドキで、ペースも上がらず...
6:30頃、森の向こうが朝日で赤く染まりました。
ウィルソン株までおりて来ました。
ここで私もやっとアイゼンをはずし、足元軽々。
ちょっとペースUP出来ました
大株歩道までおりて来て、ティータイム。
ここで今朝一番に上がって来た方と遭遇。
ここからはまたトロッコ道です。
この後何組かすれ違いましたが、日曜なのでさすがに少なかったです。
そして、ツアーで来られる方とか、かなり装備が不安な感じで...
普通の秋山ハイキングみたいな恰好の方も結構いらっしゃいました。
「縄文杉は積雪15cmですよ」 と言うと、「えーーー」 と驚きながら上がって行かれました。
皆さん無事見られたかな。^^;
来るときは真っ暗だったので全然見えなかったんですが...
橋が、結構怖かったです。
ネパールの吊橋の方が安心して渡れる感じです。^^;
高さも結構ですよ。
トロッコ道は、基本こんな感じで杉と苔に包まれてる感じです。
朝の空気が気持ち良いです。
小杉谷小・中学校跡まで来ました。
来る時にぼんやりこの門柱が見えたんですが、なんだかさっぱり解ってませんでした。
運動会の写真とかがありましたが、結構な生徒数だったみたい。
ちなみに、このトロッコも安房の港まで行ってて、村人の足になってたそうです。
トロッコ乗ってお買物とか行ってたみたい。
みんな楽しそうにしてる写真がありました。
ちなみに、この学校が閉鎖になったのは私の生まれた年です。
この頃から屋久島では木を伐採する事をやめました。
私がオギャーと生まれてこんなオバチャンになるまでの間に、屋久島も随分変わって来たのですね。
なんだか感慨深いです。
そして、森を守ってくれてありがとー
橋、結構多いです。
怖いけど、橋の上からの景色が結構良いです。
河原の石も、なんだかデッカイのです。
横の斜面の苔がキレイだったので見ていたら...
ヤクシカです!
しかも、立派な角の牡鹿です!
シシガミ様みたい?
ちょっとラッキーでした
この後、このルートで一番怖かった橋へ。
akko、腰が引けてます全然役に立たなそうな柵でも、あると無いでは大違いで...
柵が無いって、なんだか怖いね。
こうやって見ると、板の幅も十分あるから大丈夫なんだけど、実際歩くとかなりドキドキでした。
だけど、下を覗くと水の色がキレイで、これはこれで感動しました。
複雑だー
滝が見えました!
昨日も音だけは聞こえてたんですが...
遠くて解りにくいけど、かなり大きな滝みたいです。
そして、トンネルをくぐり...
最後の橋を渡れば...
トロッコの車庫前に出ます。
荒川登山口、到着です!
上の雪がウソみたい... ^^;
--- 今回のコース ---
【屋久島 荒川口~宮之浦岳(第一展望台まで)】
→ ヤマレコの記録はこちら
荒川登山口 (5:29) 出発 → 小杉谷橋 → 楠川分れ → 大株歩道入口 → ウィルソン株 → 縄文杉 → 高塚小屋 → 新高塚小屋 → 第一展望台 → 新高塚小屋 → 高塚小屋(16:22)着・泊
所用時間 : 約10時間53分 (休憩 2時間15分 含む)
高塚小屋 (5:30) 出発 → 縄文杉 → ウィルソン株 → 大株歩道入口 → 楠川分れ → 小杉谷橋 → 荒川登山口 (10:53) 到着
所用時間 : 約5時間23分 (休憩 59分 含む)
----- その5 へつづく -----
> middrinnさん、nice! ありがとうございます!
> tochiさん、nice! ありがとうございます!
> そらまめさん、nice! ありがとうございます!
by akko (2017-12-18 09:13)