初秋の大台ケ原へ(後編) [100名山制覇してみる?]
ランチのあとは牛石ヶ原へ。
笹っぱらです。
で、なぜか神武天皇が立ってます。
この像を建てたのは、古川嵩と言う方です。
氏は大台ケ原に修業道場として福寿大台教会を開設された方ですが、その方がなぜに神武天皇なの? って、気になりますよね?
「神武天皇が大和への東征において熊野から大台ケ原を越えたとすれば、天皇こそがこの地の開山者である」 と言う考えのもと、天皇が腰掛けたと伝わる「御輿石(みこしいし)」に銅像を建設したのだそうです。
で、そう考えてからがスゴイ。
この像、2メートルを越す長身で、総重量は約45.15トン。
今みたいに車道もなく、ヘリも飛ばせずな時代。
6分割されて、三重県の尾鷲から30人で運び上げたのだそうです。
費用もすごかったようですが、地元の理解者より集められた浄財があてられたとか。
でも、予想外にかかったと書かれていました。
予想外って、どれくらい?
で、そのオーバーした分はどうしたの???
色々とビックリな神武天皇像なのでした。^^;
そして、次はこの石。
牛石です。
この場所の名前 「牛石ヶ原」 の由来となった石です。
「ほんと、牛に見えるねー!」 「見えるか?」
「頭こっち?」 「そっちは脚やろ?」
なんて、バカな事を言いながら通り過ぎたのですが...
牛に見えるから 「牛石」 では無かった...
昔、えらい行者様が牛鬼(妖怪)を押さえこんで、この石に封じ込めたのだとか。
牛石には触れると祟りがあるという言い伝えがあり、叩いたりすると雲や霧が出て視界を失い、ひどいときには雷雨に襲われるらしい。
「牛に見えるねー」 って言ったから、ガスが出たのかしら。^^;
牛石ヶ原を抜けるとまた木道。
大蛇嵓への分岐を過ぎたあたりから、徐々にゴツゴツしたような景観にかわって行きます。
大蛇嵓手前、右手に蒸篭嵓が見えます。
スゴイねー。
と思ったら、人が!
拡大してみました。
見えます?
実はココにはブッシュマンと呼ばれるクライミングのルートがあるそうで、皆さんよく登られているようです。
と、感心して眺めていたら、なんと!
この方々、私のお友達のお仲間でした。
世間は狭いです。^^;
そして、大蛇嵓到着!
右正面に見えている尖ったのがそうです。
せっかくなので先端まで行って記念撮影。
この後ちょっと戻って来て、写真撮るのに後ろ向いてしゃがみこんだら、途端に脚がすくみました。
足場がかなり谷の方へ傾いているので、バランス感覚がおかしくなってしまいました
分岐まで引き返し、シオカラ谷へ。
石がガラガラとしたような道が多いです。
途中、しゃくなげがいっぱい茂ってました。
春になったら花のトンネルになるのかな?
途中からグングン下って行きます。
シオカラ吊橋に到着!
川の水がとってもキレイ
橋は思ったより揺れず、結構安定してます。^^
フウリンウメモドキの赤い実がいっぱいなってて、可愛かったです。
橋の上から西を。
さっきの蒸篭嵓方面へ行くには、この辺りをこっち方面へ歩いて行くのかな?
川を渡ったら、いきなり登りがはじまります。
ガーッと階段を登ったら、ちょっとなだらかな感じの道に出て、またガーッと階段を登って...
と言うのを、三度ぐらい繰り返したかな?
最後の方はのんびり歩ける緩やかな道で、駐車場に到着です。
物産店でお買物して、車に乗り込んで温泉へ
で、予定してたホテルへ到着すると、もういっぱいで一時間待ち。
しかも、泊りのお客さんも居るし、湯量の問題もあるので、一時間待っても入れないかも知れないとか...
受付の男性が他の温泉を教えてくれたので、そちらへ行く事に。
中荘温泉 です。
当初予定していたホテルに比べたら随分地味な感じですが、全く問題なし。
JAF会員割引あります。
すっごいフレンドリーなおじちゃんが、やたらとカラオケを進めて来るのが笑えます
スッキリして帰路へ。
大台ケ原はガスでしたが、この日は基本的には快晴でした。
と言う事で、道中も夕陽を堪能できました。
あと、チラっと見えた通天閣。
いつも自分が運転しているので、後部座席とかに座るとやたらと写真撮ったりしてしまう
と、無事地元へ帰って、お疲れさま会。
お好み焼きの つくし です。
日本百名山バッジワン、入りまーっす! ← ひよっこ風
物産店で買ったのですが...
バッジは二種類。
なんと、ピンバッジは無し...
刺してあるように見えますが、実は裏の金具を糸で縫い付けてます。
なかなか上手に出来ました
バッジ、なんだかちょっとデカイです。
で、この動物は... シカ???
ちょっと牛に見えないコトも無いけど、カモシカとかなのかな?
大台ケ原にカモシカいるのか!?
とりあえず、なんだかんだありましたが、楽しい一日でした。
さて、次はどこへ行こうかなー
--- 今回のコース ---
【大台ケ原(東大台)】
→ ヤマレコの記録はこちら
大台ケ原駐車場 (9:43) 出発 → 展望台分岐 → 大台ケ原山 → 展望台分岐 → 正木ヶ原 → 尾鷲辻 → 牛石ヶ原 → 大蛇嵓分岐 → 大蛇嵓 → 大蛇嵓分岐 → シオカラ谷吊橋 → 大台ケ原駐車場 (13:42) 到着
所用時間 : 約3時間59分 (休憩時間約1時間17分含む)
笹っぱらです。
で、なぜか神武天皇が立ってます。
この像を建てたのは、古川嵩と言う方です。
氏は大台ケ原に修業道場として福寿大台教会を開設された方ですが、その方がなぜに神武天皇なの? って、気になりますよね?
「神武天皇が大和への東征において熊野から大台ケ原を越えたとすれば、天皇こそがこの地の開山者である」 と言う考えのもと、天皇が腰掛けたと伝わる「御輿石(みこしいし)」に銅像を建設したのだそうです。
で、そう考えてからがスゴイ。
この像、2メートルを越す長身で、総重量は約45.15トン。
今みたいに車道もなく、ヘリも飛ばせずな時代。
6分割されて、三重県の尾鷲から30人で運び上げたのだそうです。
費用もすごかったようですが、地元の理解者より集められた浄財があてられたとか。
でも、予想外にかかったと書かれていました。
予想外って、どれくらい?
で、そのオーバーした分はどうしたの???
色々とビックリな神武天皇像なのでした。^^;
そして、次はこの石。
牛石です。
この場所の名前 「牛石ヶ原」 の由来となった石です。
「ほんと、牛に見えるねー!」 「見えるか?」
「頭こっち?」 「そっちは脚やろ?」
なんて、バカな事を言いながら通り過ぎたのですが...
牛に見えるから 「牛石」 では無かった...
昔、えらい行者様が牛鬼(妖怪)を押さえこんで、この石に封じ込めたのだとか。
牛石には触れると祟りがあるという言い伝えがあり、叩いたりすると雲や霧が出て視界を失い、ひどいときには雷雨に襲われるらしい。
「牛に見えるねー」 って言ったから、ガスが出たのかしら。^^;
← クリックで別画面に拡大表示します。 |
牛石ヶ原を抜けるとまた木道。
大蛇嵓への分岐を過ぎたあたりから、徐々にゴツゴツしたような景観にかわって行きます。
大蛇嵓手前、右手に蒸篭嵓が見えます。
スゴイねー。
と思ったら、人が!
拡大してみました。
見えます?
実はココにはブッシュマンと呼ばれるクライミングのルートがあるそうで、皆さんよく登られているようです。
と、感心して眺めていたら、なんと!
この方々、私のお友達のお仲間でした。
世間は狭いです。^^;
そして、大蛇嵓到着!
右正面に見えている尖ったのがそうです。
せっかくなので先端まで行って記念撮影。
この後ちょっと戻って来て、写真撮るのに後ろ向いてしゃがみこんだら、途端に脚がすくみました。
足場がかなり谷の方へ傾いているので、バランス感覚がおかしくなってしまいました
分岐まで引き返し、シオカラ谷へ。
石がガラガラとしたような道が多いです。
途中、しゃくなげがいっぱい茂ってました。
春になったら花のトンネルになるのかな?
途中からグングン下って行きます。
シオカラ吊橋に到着!
川の水がとってもキレイ
橋は思ったより揺れず、結構安定してます。^^
フウリンウメモドキの赤い実がいっぱいなってて、可愛かったです。
橋の上から西を。
さっきの蒸篭嵓方面へ行くには、この辺りをこっち方面へ歩いて行くのかな?
川を渡ったら、いきなり登りがはじまります。
ガーッと階段を登ったら、ちょっとなだらかな感じの道に出て、またガーッと階段を登って...
と言うのを、三度ぐらい繰り返したかな?
最後の方はのんびり歩ける緩やかな道で、駐車場に到着です。
物産店でお買物して、車に乗り込んで温泉へ
で、予定してたホテルへ到着すると、もういっぱいで一時間待ち。
しかも、泊りのお客さんも居るし、湯量の問題もあるので、一時間待っても入れないかも知れないとか...
受付の男性が他の温泉を教えてくれたので、そちらへ行く事に。
中荘温泉 です。
当初予定していたホテルに比べたら随分地味な感じですが、全く問題なし。
JAF会員割引あります。
すっごいフレンドリーなおじちゃんが、やたらとカラオケを進めて来るのが笑えます
スッキリして帰路へ。
大台ケ原はガスでしたが、この日は基本的には快晴でした。
と言う事で、道中も夕陽を堪能できました。
あと、チラっと見えた通天閣。
いつも自分が運転しているので、後部座席とかに座るとやたらと写真撮ったりしてしまう
と、無事地元へ帰って、お疲れさま会。
お好み焼きの つくし です。
日本百名山バッジワン、入りまーっす! ← ひよっこ風
物産店で買ったのですが...
バッジは二種類。
なんと、ピンバッジは無し...
刺してあるように見えますが、実は裏の金具を糸で縫い付けてます。
なかなか上手に出来ました
バッジ、なんだかちょっとデカイです。
で、この動物は... シカ???
ちょっと牛に見えないコトも無いけど、カモシカとかなのかな?
大台ケ原にカモシカいるのか!?
とりあえず、なんだかんだありましたが、楽しい一日でした。
さて、次はどこへ行こうかなー
--- 今回のコース ---
【大台ケ原(東大台)】
→ ヤマレコの記録はこちら
大台ケ原駐車場 (9:43) 出発 → 展望台分岐 → 大台ケ原山 → 展望台分岐 → 正木ヶ原 → 尾鷲辻 → 牛石ヶ原 → 大蛇嵓分岐 → 大蛇嵓 → 大蛇嵓分岐 → シオカラ谷吊橋 → 大台ケ原駐車場 (13:42) 到着
所用時間 : 約3時間59分 (休憩時間約1時間17分含む)
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