オシャタカ~ [明石のあれこれ]
今日は朝から明石の岩屋神社へ行って来ました。
岩屋神社は第13代成務天皇13年(143年)6月15日、勅命により淡路島の岩屋より神を勧請して創建されたとされています。
江戸時代以降は明石城主の氏神さまでした。
で、この岩屋神社では毎年7月の第3日曜日の朝10時から、明石市指定無形文化財にも指定されている 『オシャタカ舟神事』 と言う夏祭りが行われます。
ってことで今年は19日の日曜日、今日だったんです。
今まで行ったことなかったんですが、今年初めて行ってみました。
オシャタカ舟神事の「オシャタカ」とは方言の「おじゃったかなぁ(いらっしゃったかなぁ)」がなまったもので、「神様よくおいでくださいました」の意味です。
御皇神を淡路から勧請する際、明石漁港の住民がご神体を江井島海岸の沖にあった「赤石」(明石の名前の由来)まで出迎えたが、同じ船に乗るのは恐れ多いと船を押して岸まで運んだのにちなんだ海上渡御祭です。
で、これがお祭りで使うオシャタカ舟です。
全長約1.5m、結構大きいです。
重さも約4kgあるそうです。
社殿の前には茅の輪と子供神輿が置かれてます。
まずは拝殿で祈願祭が行われます。
そして宮司さんによりオシャタカ舟が祓い清められます。
猿田彦大神の天狗さま登場。
今日はかなり暑くて、普通に立ってても汗だく。
この格好はかなり過酷ですよねー
しかし、なんで猿田彦大神の天狗さまなんでしょう?
このあたりが良くわかりません。
神様の関係は難しいです...
いよいよ海に向かって出発です。
太鼓を先頭に茅の輪をくぐって、宮司さん、天狗さん、氏子総代と続きます。
その後に氏子(漁協の青年団?)がオシャタカ舟を担いで続き...
最後は子供たちが小型のオシャタカ舟を持って茅の輪をくぐります。
で、列の最後尾は子供神輿。
神社の前から海にのびる一本道をみんなで行進。
なんか、ほのぼのとした雰囲気です。
祇園祭りとか、そういう大きなお祭りではこういう雰囲気は味わえませんよね。^^
海へ到着すると、前浜六人衆の手で菅貫くぐりが執り行われます。
茅の輪と同じ順ですが、オシャタカ舟を運んで来た青年の後は一般の人もくぐらせてもらえます。
ここでお楽しみ。
隣の広場で餅まきで~す
私も 「写真だけ」 と思って中に入ってみましたが...
ちょっと頑張っちゃいましたよ。^^;
オシャタカ舟を運んで来た青年を残し、その他の皆さんは御座船に乗り込み、明石港へ出港。
オシャタカ舟を持って海に入る前に港をお祓いし...
その後オシャタカ舟を一艘ずつ海に投げ入れ、一人ずつ海に泳ぎ出て行きます。
投げ込んだオシャタカ舟のところまで泳いだら、またオシャタカ舟を沖の方へ投げ、そしてまた泳ぎます。
先に行く御座船の後を港の外まで泳いで出て行ったら、オシャタカ舟と共に御座船に引き上げられます。
この後、松江海岸の「赤石」の海上まで行き、安全と豊漁を祈願して宝剣を海に献上する儀式が行われ、30分ほどで戻ってくるらしいのですが...
あまりの暑さにそんなに待てず、ここまでで見学は終了となりました。
帰って来たオシャタカ船は拝殿の前の元の場所に戻されて終了となるそうです。
もしかして数日置いてあるのかな???
私たちはこの後 明石市立文化博物館 へ 「おしゃたか舟と角田進」展 を見に行きました。
角田さんはオシャタカ舟を製作して岩屋神社に奉納された方ですが、写真家でもあります。
今回の展示では、神事の様子を撮影した写真約20点と、1962年に制作したオシャタカ舟を展示してあります。
残念ながら明日までですが、興味のある方は駆け込みでそうぞ。
で... 餅まきで気合入れてゲットしたお餅。
たぶん 藤江屋分大 の物。
みなさん紙袋を提げておられたので。^^;
本日の夕飯にありがたく頂きました。
ご利益あるかな
岩屋神社は第13代成務天皇13年(143年)6月15日、勅命により淡路島の岩屋より神を勧請して創建されたとされています。
江戸時代以降は明石城主の氏神さまでした。
で、この岩屋神社では毎年7月の第3日曜日の朝10時から、明石市指定無形文化財にも指定されている 『オシャタカ舟神事』 と言う夏祭りが行われます。
ってことで今年は19日の日曜日、今日だったんです。
今まで行ったことなかったんですが、今年初めて行ってみました。
オシャタカ舟神事の「オシャタカ」とは方言の「おじゃったかなぁ(いらっしゃったかなぁ)」がなまったもので、「神様よくおいでくださいました」の意味です。
御皇神を淡路から勧請する際、明石漁港の住民がご神体を江井島海岸の沖にあった「赤石」(明石の名前の由来)まで出迎えたが、同じ船に乗るのは恐れ多いと船を押して岸まで運んだのにちなんだ海上渡御祭です。
で、これがお祭りで使うオシャタカ舟です。
全長約1.5m、結構大きいです。
重さも約4kgあるそうです。
社殿の前には茅の輪と子供神輿が置かれてます。
まずは拝殿で祈願祭が行われます。
そして宮司さんによりオシャタカ舟が祓い清められます。
猿田彦大神の天狗さま登場。
今日はかなり暑くて、普通に立ってても汗だく。
この格好はかなり過酷ですよねー
しかし、なんで猿田彦大神の天狗さまなんでしょう?
このあたりが良くわかりません。
神様の関係は難しいです...
いよいよ海に向かって出発です。
太鼓を先頭に茅の輪をくぐって、宮司さん、天狗さん、氏子総代と続きます。
その後に氏子(漁協の青年団?)がオシャタカ舟を担いで続き...
最後は子供たちが小型のオシャタカ舟を持って茅の輪をくぐります。
で、列の最後尾は子供神輿。
神社の前から海にのびる一本道をみんなで行進。
なんか、ほのぼのとした雰囲気です。
祇園祭りとか、そういう大きなお祭りではこういう雰囲気は味わえませんよね。^^
海へ到着すると、前浜六人衆の手で菅貫くぐりが執り行われます。
茅の輪と同じ順ですが、オシャタカ舟を運んで来た青年の後は一般の人もくぐらせてもらえます。
ここでお楽しみ。
隣の広場で餅まきで~す
私も 「写真だけ」 と思って中に入ってみましたが...
ちょっと頑張っちゃいましたよ。^^;
オシャタカ舟を運んで来た青年を残し、その他の皆さんは御座船に乗り込み、明石港へ出港。
オシャタカ舟を持って海に入る前に港をお祓いし...
その後オシャタカ舟を一艘ずつ海に投げ入れ、一人ずつ海に泳ぎ出て行きます。
投げ込んだオシャタカ舟のところまで泳いだら、またオシャタカ舟を沖の方へ投げ、そしてまた泳ぎます。
先に行く御座船の後を港の外まで泳いで出て行ったら、オシャタカ舟と共に御座船に引き上げられます。
この後、松江海岸の「赤石」の海上まで行き、安全と豊漁を祈願して宝剣を海に献上する儀式が行われ、30分ほどで戻ってくるらしいのですが...
あまりの暑さにそんなに待てず、ここまでで見学は終了となりました。
帰って来たオシャタカ船は拝殿の前の元の場所に戻されて終了となるそうです。
もしかして数日置いてあるのかな???
私たちはこの後 明石市立文化博物館 へ 「おしゃたか舟と角田進」展 を見に行きました。
角田さんはオシャタカ舟を製作して岩屋神社に奉納された方ですが、写真家でもあります。
今回の展示では、神事の様子を撮影した写真約20点と、1962年に制作したオシャタカ舟を展示してあります。
残念ながら明日までですが、興味のある方は駆け込みでそうぞ。
で... 餅まきで気合入れてゲットしたお餅。
たぶん 藤江屋分大 の物。
みなさん紙袋を提げておられたので。^^;
本日の夕飯にありがたく頂きました。
ご利益あるかな
夏がいっぱいですね!!
お祭りに海・・・・実家の天皇祭を思い出しました♪
by pan-nohi (2009-07-20 11:40)
pan-nohiさん、開始時間にはちょっと曇ってたんですけど、その後結構陽も差して、ジリジリって感じで暑かったです。^^;
pan-nohiさんのご実家も海の近くなんですよね?
昨日のお祭り見て、海に入りたくなっちゃいましたよ~。^^
by akko (2009-07-20 13:26)
こんばんは~。
あれ?ここ、前にも行ってませんでしたか・・・?
暑いんでしょうね~・・・
こっちじゃぁ海に入るなんて考えられませんが
この寒いのに海開きがあるのです(汗)
寒いけど、夏なんだなぁ・・・
by そらまめ (2009-07-20 20:20)
そらまめさん、スゴイ記憶力です!^^
ココは今年のえべっさんでお参りしましたよ。
で、やっぱり北海道は寒いんですねー。
こちらは昨夜は恐ろしいほどの雷雨でしたが、そのおかげか今日はちょっと気温が下がりました。が... 湿度は上昇。
どちらにしても暑いですよ~
明日は京都でお友達と会う約束をしてるんですが、また雷雨だそうで、ちょっと心配。
もう雨も降り出してるし...
やっぱり私は雨女卒業できそうにないです。^^;
by akko (2009-07-20 23:10)